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柏駅西口徒歩3分かしわ鍼灸院 MATSUO TAKEMAE

Author:柏駅西口徒歩3分かしわ鍼灸院 MATSUO TAKEMAE

東洋医学と健康長寿
鍼灸医道の源流である皇帝内経(約2600年前=中国最古の医学書)の最初の章では【上古の人は、年百歳をわたりても尚動作衰えず、矍鑠(カクシヤク)していたというのに、今時の人は、五十そこそこで、もはや動作が衰えてしまう。これは、いったいどういうわけなのであろうか】といった一文で始まり、健康長寿の爲の生活の知恵が述べられ、更に高次元的視点から人の健康レベルについても述べられています。
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心身は一如 =心と肉体の分離は不可能

2019/04/15 06:24:05 | 鍼灸患者学 | コメント:0件


  肉体は心に素直に従っているだけ

 現代医学は「心」と「肉体」を分離した医学として発展してきています。ですから、一般的には、腹部臓器の病氣は「内科」、心の病は「鍼療内科」「精神科」といったように別々に取り扱っています。

しかし、東洋医学では昔から「心と体」は一体であって、相互に関連しあいながら存在しているという見解をとっています。これを「心身一如」の肝系と言います。

そこで、ここでは心と身体の関係について基本的なところをみておきたいと思いますが「心と肉体の関係」を知るためには、あまり難しい学問を必要としませんで、日常の自分の体験や周りの人間を観察することで知ることが出来ます。

(1)肉体は心に逆らえない

 例えば心が悲しんでいる時に肉体がウキウキと喜んでいるということはありませんし、心が怒り狂って緊張しているのに肉体がリラックスして安らいでいるということはありません。

また、心が東京へ行こうと思っているのに体が大阪にいくことはありません。

あるいは、心に深刻な悩みを抱えますと心は鉛のように重くなり、食事も喉を通らず、何を食べているのかさえ判らなくなっているときがあります。

こんな時は体もズッシリと重くなります。

逆に心に何の不安も心配もなく安らいでいる時には体のエネルギー循環も調和されて、体も軽くなります。

 このような場合は同じ体重であっても心の状態によって、体が軽く感じたり、重く感じたりすることは誰もが体験していると思いますが、この現象は心の状態によって内部のエネルギー(氣)に変化が起きているためです。

 以上のようなことから「肉体は心に逆らえない」ということがわかります。肉体は心に逆らえないということは、心の状態が100%肉体に反映されるということであります。

何故、そうなるかと言いますと肉体自身は考えたり、判断したりする力がないからです。ですから肉体は心に素直に従っているだけだということになります。

(2)肉体の状態は心に影響を与える
 
次に肉体の状態が心に影響を与えることも多くあります。例えば、私達は日常生活において体調が良い時にはプラス思考になっていますから、些細なことは笑って過ごせますし、許せてしまいますし。

ですから多少の問題が生じてもそれ程大きな問題とは感じません。

 ですが、疲労が重なってきて、体力が消耗していたり、どこかに不調なところがありますと、マイナス思考になっていますから、同じ事柄に遭遇しても笑って流せなくなったり、一つ一つ心に引っかかってしまったりしがちになります。

また、そのような時は些細なことが大きな問題に感じられます。

 このようなことから肉体の状態が心に影響を与えるということがわかります。

従って、良い心の状態を保つためには肉体の健康管理も不可欠ということになります。肉体の健康管理のコツは疲労を蓄積させないということであります。

(3)心身は一如

 上の(1)(2)に見ました様に、心の状態が肉体に影響を与えますし、肉体の状態もまた心に影響を与えるというように、心と肉体は相互に関連しあっていて切り離すことは不可能と言えます。

このような関係を「心身一如」の関係と言いますが、病気になる時には、この相互関係が悪循環になっています。

 例えば、体が不調になりますと普段は笑って過ごせていたことが、心に引っ掛かるようになりますし、そのために悪感情や悪波動が生じやすくなりますが、それが原因になって更に「元氣の氣」が曇ります。

そして、その曇りによってエネルギーは更に低下し、肉体も更に不調になります。

そして、心も更にマイナス思考になっていくというような悪循環になってしまいます。そのような悪循環の状態が長く続くと慢性症状や生活習慣病へと移行してしまいます。

このような場合どちらが先で、どちらが後ということはありませんので、双方か出来ることをやって早めに解消していくことが大切です。

以上が心と肉体の関係の基本的なことですが、まとめてみますと
  
①、肉体は心に逆らえない。
②、肉体の状態は心に反映される。
③、心身は一如。


鍼灸は副作用のない予防治療「未病治療」が可能ですから、早めに体調を整えることができます。病氣が回復した後に通院されておられる方々は予防治療「未病治療」の爲に来院されています。

一般的には病氣が良くなったのに、まだ、通院しているのと見えるかも知れません、上のような理由によるものです。

作成日: 2019年4月15日(月)
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