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Author:柏駅西口徒歩3分かしわ鍼灸院 MATSUO TAKEMAE
東洋医学と健康長寿
鍼灸医道の源流である皇帝内経(約2600年前=中国最古の医学書)の最初の章では【上古の人は、年百歳をわたりても尚動作衰えず、矍鑠(カクシヤク)していたというのに、今時の人は、五十そこそこで、もはや動作が衰えてしまう。これは、いったいどういうわけなのであろうか】といった一文で始まり、健康長寿の爲の生活の知恵が述べられ、更に高次元的視点から人の健康レベルについても述べられています。
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東洋医学の病因ー百病は氣より生じる
2019/04/28 05:57:49 |
鍼灸患者学 |
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病氣の原因と予防法
病氣とは氣が病むということですが、氣とは生命エネルギーということですから、そのエネルギー低下が病氣の原因ということになります。それには以下はその要素が上げられています。
1 【内因】精神的ストレス(精神・心・意識)
=怒、喜、憂、思、悲、恐、怖、驚などの感情の亢進。
2 【外因】気候変動による風、寒、暑、湿、燥の影響
夏の熱中症、冬の冷え、梅雨時の湿気、乾燥など。
事故、スポーツ障害などの外傷、他人からの悪念波。
3 【不内外因】食生活・労働と休養など体の使い方。
働きすぎによる過労、運動不足、いずれも、ほどほどが良い。
食生活=欧米型食生活は造病食→日本の先祖伝来の食生活が一番。
私が日々の現場で感じている生活習慣のワースト3は以下の通りです。
1、電気、電波漬の生活(自然界の波動を遮断している)
2、夜行性の生活(太陽と共に寝起きが良い)
3、欧米型の食生活、自然の摂理を踏み外した食生活。
病氣の原因は生活の現場にあるということですが、予防も足元の点検で出来るということです。
最近では世界的傾向ですが、スマホが生活習慣病の大きな要因と言われています。